都会の喧騒の中で、私たちは皆、安らぎや静寂を感じ、心を癒せる場所を求めています。
2006年、香港の薄扶林の木陰のみちに、中国茶の独特の優雅さと繊細さを誰もが味わえるように、そして、お茶を愛する人々が静かな時間の中で一杯の精妙さを味わえるように、水泠泠(スイレンレン)は誕生しました。茶室のテーブル、椅子、カップ、瓶など、ひとつひとつにオーナーの細やかな心遣いが感じられ、古の趣がいたるところに滲み出ています。お茶は、6大種類の茶葉の中からオーナーが厳選したものを使用しており、そのほとんどがオーナー自身が産地まで出向いて茶農家から直接仕入れたものとなっています。オーナーは、良いお茶を求め、苦労しながらも蘇州、杭州、安徽、江西や台湾などに足を運んでいます。その旅の目的はただ一つ、おいしいお茶を探し、お茶好きの人に贈ることです。
5年間の経営を経て、商業的に配慮した挙句、大埔の海の近くの小さな村に移転しました。道は少し離れているが、ここは山に囲まれ、海に面しており、まるで緑の小川の先にある、広々とした山の中の楽園のような場所です。こちらに来ると、すべてが自然に戻り、太陽が輝きそして沈み、潮が岸に打ち寄せ、蝉やカラスが鳴き、身も心も汚れが浄化されます。琴の柔らかな音色の中で、お茶を入れながら、同時に自然の声に耳を傾けることができます。手のひらに乗せる器は翡翠のように温かく、器の中の香りと喉の奥に残る余韻は長く続き、あなたの心に残ります。
このようなエレガントな雰囲気が一角に限られまているのは残念です。そのため,オーナーは東京に別の茶店を開き、高品質のお茶と絶妙な茶具を東洋にもたらし、より多くの人に知ってもらい、感謝しています。
東京・中野駅近くの水泠泠では、お茶の香りが疲れた体を癒し、水の流れる音が心の汚れを落とし、迷いを晴らすことができるような静かな空間が広がっています。喧騒を離れて、竹カーテンの向こう側に広がる別世界で、心・体・魂の宴をぜひともお楽しみください。

